嵯峨野観光鉄道開業25周年記念：01 開業25周年記念式典

開業25周年（2016年度）イベントレポート 01

親子で楽しむトロッコ列車
開業25周年記念式典
〜京都鉄道博物館開業連動イベント〜

イベント時間：
午前の部9:15～12:00／午後の部13:00〜15:00
イベント場所：トロッコ嵯峨駅構内

　快晴の青空の下、トロッコ嵯峨駅＆19世紀ホールにてトロッコ列車開業25周年記念式典が開催されました。

オープニングセレモニー
＠トロッコ嵯峨駅構内

　9時15分からのオープニングセレモニーはMC元谷朋子さんの爽やかな司会進行で始まりました。社長・西田哲郎と初代社長・長谷川一彦の挨拶の後、開業当初の始発時刻9時35分に合わせて「出発進行!」の合図とともに参加者が「発車~♪」の大合唱! くす玉が割れ、イベント開幕を華やかに彩りました。
　つづいて記念ヘッドマークを中央に据えた花モニュメントの除幕式があり、鉄道模型(1/12 スケール)を寄贈してくださった福井金一様(代理、ご子息良一様)への感謝状贈呈式を行いました。オープニングセレモニーの最後では記念ヘッドマークの取り付けが行われ、お客様で満席のトロッコ列車が、25分間の保津川渓谷の旅へと出発しました。

花モニュメント除幕式

福井金一様より寄贈された鉄道模型（1/12スケール）

チャーミングなトロッキーが会場に笑顔をふりまきます！

記念音楽コンサート
＠19世紀ホール

　セレモニー終了後、記念コンサートが近代文化遺産の展示場でもある19世紀ホールにて行われました。MCは元谷朋子さんから鉄道アイドル斉藤雪乃さんへバトンタッチ。斉藤さんのトークイベントの後、お待ちかねスギテツさんによるブラボーな記念音楽コンサートが始まりました。スギテツさんは、杉浦哲郎（ピアノ）さんと岡田鉄平（バイオリン）さんのデュオです。お二人はクラシックの名曲をさまざまな音楽や環境音と融合させ、聴くだけでなく観ても楽しめるアレンジを得意としています。また嵯峨野観光鉄道のテーマ曲「LINE～京緋（きょうひ）の風～」を作曲されました。
　京都・嵯峨野にちなむ歌謡曲や童謡が奏でられ、鉄道音が本格的なクラシックの旋律に溶け込んで、まるでトロッコ列車に揺られながら移り変わる雄大な渓谷風景を旅しているかのような楽しさでした。斉藤雪乃さんのナビゲートもウイットに富んでいてとっても素敵でした!

販売価格：1,000円（税込）
販売場所：トロッコ各駅の売店
（保津峡駅以外）

コンサート終了後は、LINE〜京緋（きょうひ）の風〜CDの販売とサイン会を行いました。

スギテツさんからのメッセージ

スギテツ
岡田鉄平さん
杉浦哲郎さん

　大好きな嵯峨野トロッコ列車の魅力は、なんといっても他のトロッコ列車にはない旧型のディーゼル列車だからこそ味わえる鉄道音にあります。保津川の雄大な景色を楽しみながら、ガッタンゴットンとリズミカルな音と揺れを体感できます。並走するJR山陰線の踏切のカンカンカンという音が、通り過ぎるとき変化していくのも、耳をすましているとちゃんと聞こえてくるのもいいですね。「LINE~京緋(きょうひ)の風~」にも色々な音と景色のイメージを織り込んでいますので、ぜひ聞いて発見してみてくださいね。

斉藤雪乃さんからのメッセージ

斉藤雪乃さん

　小学校の遠足の時、トロッコ列車で印象的な出来事があって以来の大ファンです。車掌さんがアナウンスでみなさんにプレゼントがあると言って、最後に童謡を歌ってくれました。みんな「え、これがプレゼント？！」と驚きましたが、その温かさに感動。社員の皆さんの目には見えないおもてなしの心で作り上げてこられた沿線です。その温もりを身近に感じられるのがこの鉄道の良さ！春夏秋もいいですが、ひんやり感と暖かさを同時に感じとれる冬のストーブ列車もとても贅沢な感じがしておすすめです。